こんにちは!元美容部員のnalicoです。
化粧品接客の仕事をしていると、こんな質問をよく聞きます。

化粧水のあと「乳液とクリーム」使うならどっちがおすすめですか?
乳液とクリームって、白くて、とろみがあってなんだか似てますよね!
化粧水使ったあとに、どちらを使うのがベストか疑問に思うことはありませんか?
今回の記事では
- 乳液とクリームの違いを知ろう!
- 化粧水のあと、必ず使用するべきなのは「乳液とクリーム」どっち?
上記の内容でお伝えしていきます。
この記事を書く私は

元美容部員です。
実は、現在もパートでのんびりと美容部員やっております。
お客様からのよくある質問をこのブログで共有していきます✨
もくじ
乳液とクリームの違いを知ろう!

乳液とクリームってとにかく似ていますよね。
でも実は、それぞれに役割があります。まずは、乳液とクリームの違いを知っておきましょう~!
入っている油分の量や種類が違う!?
乳液とクリームを触り比べたときに、テクスチャーが違うのはお気づきですか?
ざっくり比べると、
乳液は、「ミルクのように、みずみずしい」
クリームは、「こっくりとしている」
化粧品ブランドによっては多少違ってきたりしますが、一般的にはこのような感じのイメージでしょう。

油分の量が多いのは『クリーム』です!
乳液もクリームも、水分も油分も入っておりますが、油分の比率があきらかに高いのは『クリーム』です。
そして、使っている油分の種類にも違いがあります。
乳液は、液体の油分(スクワランオイルやオリーブ油など)
クリームは、固形の油分(ミツロウなど)
なので、液体成分が多い乳液はみずみずしいですし、固形成分が多いクリームはコクがあります。
乳液とクリームの役割とは?
テクスチャーや油分の種類の違いを確認したところで、実際肌に対してどんな役割をしてくれるかお伝えします。
乳液の役割は主に肌の中!?

「水分の蒸発を防ぐ」「肌を柔らかくする」などの効果があります。
化粧水を入れたあとに、乳液などを使うことが多いと思いますが、せっかく入れた水分を逃さないように肌の中でつなぎとめてくれるのが「乳液」です。
肌の中(角層)に浸透しやすく、水分・油分をバランスよく届けることができます。水分・油分バランスの整った肌は柔らかく触っていて気持ちがいいです。
タオルなどを洗濯したあとに、気持ちいい肌触りにするために「柔軟剤」をいれますよね。
なので、乳液には『柔軟剤』のように肌をやわらかくする効果もあります。
クリームの役割は主に肌の外!?

「うるおいを逃さないようにフタの役割をする」「油分補給」などの効果があります。
「うるおいを逃さない」という点では、乳液と似ていますが、クリームの最大の特徴は『フタをする』という点です。
乳液のイメージは「中でつなぎとめる」に対し、クリームはさらに『フタをするように外側で守り』うるおいを逃さないようにしてくれます。
女性の肌は水分が年々減りますが、同じように「油分」も減ってくるため、油分も補給することが大切です。
本題!化粧水のあと、必ず使用するべきなのは「乳液とクリーム」どっち?

基本的には『乳液』です!!!
「化粧水・乳液・クリーム」というラインナップで展開しているブランドであれば、化粧水のあとは、乳液をつけましょう。(※まれに、化粧液+クリームだけで展開しているブランドもありますが、その場合はそのブランドが推奨するステップ通りにおこないましょう。)
乳液は中の水分を逃さないために、肌の中でうるおいをキープする効果があるので、まずは化粧水と乳液で必要な「水分・油分」を補うことができます。
この2ステップで、特に肌トラブルない方は乳液まででOK!
それでも乾燥する場合は「クリーム」が登場!
化粧水・乳液をつけても、うるおいが物足りなくて肌が「乾燥」する時があります。
そこで「クリーム」が登場します。
必ず、化粧水・乳液をつけたうえでの、最後にクリームでフタをする感じです。
季節によっても肌の乾燥具合は違いますよね?
夏は化粧水と乳液だけで十分だったけど、秋冬になったら「化粧水・乳液だけではうるおいが物足りなくなった!「かさかさ・皮むけする部分がある!」など。
こんなときにはクリームでフタをしましょう。
もちろん季節関係なく、化粧水・乳液だけでは、肌がかさつく乾燥肌さんは、年間通してクリームを使いましょう!
まとめ

乳液とクリームの違いをお伝えしてきました。
基本的には化粧水のあと「乳液」をとばして、クリームにいくことはあまりおすすめできません。
まずは肌に必要な水分・油分を化粧水と「乳液」で補いましょう。それでも乾燥がする方は、最後に「クリーム」でフタをする!
あくまでも、化粧水・乳液を使ったうえでの仕上げでクリームです。
迷ったら、まずは乳液を先に使用してみてください♡