化粧水は手とコットンどっちががおすすめ?迷った時の判断方法を解説。

こんにちはnalicoです。

美容部員をしていると、化粧水を購入されるときにお客様から必ずと言っていいほどこんな質問をされます。

お客さま
お客さま

化粧水は手とコットンどっちで使ったほうがいいんですか?

手がいい!っていう人と、コットンがいい!っていう人がいるので、迷います。

化粧水を使う時に、手とコットンどっちが正解なのか疑問をもつ方が多いですよね。

今回の記事では

  • 化粧水を使う時、手とコットンどっちがいいのメリットやデメリット
  • スキンケアの使用方法の判断
  • 化粧水以外のスキンケアは手とコットンどっちがおすすめ?

手とコットン、どっちでスキンケアをすべきか迷ったときの参考にしてみて下さい。

私はこんな人です

nalico
nalico

元美容部員。化粧品業界歴8年です!

現在ものんびりパートで美容部員をしています。

接客をしていると、手とコットンどちらがいいのか聞かれることがすごく多いのです。

化粧水を使う時、手とコットンどっちがおすすめ?

コットンを取っている人の手
nalico
nalico

実はどちらもおすすめ✨ただ、その時の肌状態や化粧水のテクスチャーによります!

ある人は「コットンは摩擦が起きるから手がいいよ!」とか、

また違う意見の人は「コットン使用の方がちゃんと浸透するから絶対コットンのほうがオススメだよ!」など、

人によってコットンは意見が分かれやすいので、情報を受け取る側にとって、手がいいのかコットンがいいのか迷いますよね。

実はそれぞれ良さがあり、時と場合によります。まずはそれぞれのメリット・デメリットをみていきましょう。

手で使用した場合のメリット・デメリット

化粧水を手使用する人
手のメリット
  • 肌への刺激が少ない
  • その日の肌調子が手で分かりやすい
手のデメリット
  • 量が少ないと均等に肌全体に水分を届けるのが難しい
  • 手は雑菌がついていることがある

特に太文字の部分が大切な理由です。

特に肌荒れしていたり肌が弱っているときは、極力摩擦や接触は避けた方がいいです。手で化粧水をつける際は、優しく包みこむように浸透させていけば摩擦が起きにくく、自分の手の熱で化粧水がジワーと浸透していきます。

逆に均等に届けるのが難しい理由としては、つけはじめた場所が一番浸透するため、実は水分が奥まで届いている部分と、水分が表面的で浅い部分しか届いてない部分がでてきます。また、手のひらでつけてる部分は量が多くつくけど、指先でつけてる部分は浸透する量が少なかったりもします。

特につける量が少ないと、お顔全体に水分がいきわたりにくいです。

なので手で使用する場合は

何度か化粧水を重ねぬりをすることが大切!そして敏感肌の時は手がオススメです

コットンで使用した場合のメリット・デメリット

コットン
コットンのメリット
  • 顔全体にムラなく均一に水分を届けられる
  • 顔の表面や手にぬるぬる・ペタペタ残らず浸透する
  • 化粧水の適切な使用量が分かりやすい
コットンのデメリット
  • 敏感な時は刺激を感じることもある
  • 使い方(化粧水の使用量や力加減、伸ばし方)を間違えると肌を傷つけてしまう。
化粧水の手使用・コットン使用の浸透比較
出典:THE GINZA SHISEIDO

こちらも太文字の部分が大切な理由です。

お顔は平面ではなく鼻や目、口があるので凸凹していますよね。コットンの場合、コットンの面と肌が密着しながらスキンケアが浸透するため、細かい部分も均一に水分を届けることができます。

化粧水をつける時、使用量が大切といいますが、多い分には問題なく、少ないと肌を傷つけます。よく「500円玉くらい」と書いてあり、コットンに出すとどれくらいの量をつけるべきか、目で見て分かりやすいです。

量も大切ですが、力加減が強かったりすると肌表面を傷つけやすくなります。

なのでコットン使用する場合は

量と力加減などをしっかり守ること!肌全体に効率よく水分を届けたければ、積極的にコットンがおすすめ!(敏感なとき以外)

テクスチャーによって、手かコットンか判断する

化粧水のテクスチャー

化粧水ってみずみずしいものもあれば、とろみがあるものもありますよね。

テクスチャーによって、手使用のほうが向いているにか、コットン使用のほうが向いているのか分かれます。

  • みずみずしい、さらさら系の化粧水はコットンがおすすめ!→手に出すとこぼれやすいテクスチャーなので、コットンの方が効率的です。
  • とろみのある化粧水は手がおすすめ!→トロトロしている場合は手で使用した方が伸ばしやすい処方になっているものが多いです。

迷ってときは上記のようにテクスチャーで判断してみましょう。

化粧水以外のスキンケアは手とコットンどちらがおすすめ?

様々な種類のスキンケア

化粧水以外ですと、乳液や美容液、クリームなどがありますよね。

それぞれ手とコットンどちらがいいのか知っておきましょう。

乳液

乳液の場合、使用順番によります!

一般的な【①化粧水→②乳液】の順番であれば手使用でOKです。(※まれにこの順番でもコットン使用推奨のブランドがあります。)

乳液先行型【①乳液→②化粧水】のブランド(アルビオンやコスメデコルテなど)の場合はコットンのほうが肌を柔らかくできるので、次に使う化粧水の浸透が上がると言われています。

美容液

美容液の場合、商品名の題名によります!

・【ふきとり美容液・ふきとり化粧液】など「ふきとり」という表記がされていれば、コットン使用です。不要な角質などを取る目的で使用されます。

・特に「ふきとり」の表記がなければ、基本的に手でOKです。

クリーム

クリームは、油性成分が多いためコットンでは伸ばしにくいです。

迷わず手で使用しましょう!

迷ったらパッケージの説明書きを見てみよう

スキンケアのパッケージ

カウンターで美容部員さんのもとで商品を買ったときには、その時に使用方法を教えてもらえたりしますが、ドラックストアなどで自分でサクッと購入したときに、結局は手とコットンどっちで使用したほうがいいのか迷う時がありますよね。

購入してからパッケージの裏に書いてある説明書きをちゃんと読んだことはありますか?

だいたいのパッケージには、そのスキンケアの正しい使用量、使用方法(手かコットンか)、使用順番(洗顔後とか、お手入れの一番最後にetc…)などが親切に書いてあるので、まずはそれに従ってみると間違いありません。

外箱パッケージすでに捨てちゃったわ!とか、商品に使い方書いてないという場合は、上記でお話ししてきた、手使用、コットン使用のメリット・デメリットを踏まえて、その時の肌やテクスチャーで判断することをおすすめします。

まとめ

今回の記事では、化粧水などを使用する時に「手がいいのか、コットンがいいのか?」についてお伝えしていきました。

どちらかが絶対正しい!というわけではなくて、

その時の肌状態で手でつけるか、コットンでつけるか判断したり、テクスチャーで見極めたり、ブランドの使用方法にそってスキンケアをつけることをおすすめします。

美容部員さんがいるお店であれば、使用方法を教えてくれるので、悩んだら積極的に相談してみましょう。

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